蜂の巣
 関東第2次大震災後。壊滅的なダメージを受けた東京は首都を名古屋に移され、中でも「第13地区」
 (元新宿区域)は治安も秩序も薄れた無法地帯と化していた。加えて寒冷化が進み、死体を狙った臓器
 荒らしが横行。そんな中地域の清浄化をはかるべく、第13地区保健所役員・陣内と山崎の二名は
 「葬迎課」に任命される。職務内容は「一般市民の遺体の安全を守り、無事火葬場まで搬送する事」。
 今日も乗客である「御遺体」を巡り、遺族-------“のこされた者たち”の物語を垣間見る。。
 
 
 山崎祐介 【山崎祐介】Yusuke Yamazaki
◆29歳、独身。保健所勤務。葬迎車運転手。
常時右目に眼帯をしている男。長身痩躯、猫背気味。
あまりやる気は感じられなく、いつもダラダラとしている。
年齢の割に感性は古く、昭和マニアの歌謡曲&フォーク好き。
休日はジャージ姿でパチンコに昼寝。滲み出る貧乏臭さ。
煙草はマイルドセブン。
臓器荒らしに個人的な恨みを抱くらしく、自ら葬迎課を志願。
 
 陣内馨 【陣内馨】Kaoru Jinnai
◆51歳、バツイチ。現在独り身。葬迎課課長。
薄くなった前髪とムサい髭面、色付きの丸眼鏡が特徴。
誠意ある職務遂行を心掛ける、渋い声のニヒルなオッサン。
プロレスマニアで、だらしない山崎に関節技をかけるのが日課。
洋楽を好み、実は密かに洒落者でアイテム等にはこだわりを持つ。
煙草はラーク。
別れた妻との間に娘が1人いたが、事故で亡くしている。。

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