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「最遊記」の世界から、遡る事五百年。天界に1人の子供が連れられた。下界の巨岩から生まれ、災いの 象徴とされる金晴眼を持つ幼児------。天界で永遠のような退屈を過ごしていた金蝉童子は、観世音菩薩 の命によりその幼児を育てる事になる。見えない物を悟る---------“悟空”と名付けられた小さな生命を 取り巻く運命が、希望と破滅に向かって動き出した。 |
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【孫悟空】Son Goku
◆岩卵から生まれた、妖怪とも人間ともつかぬ生命体。 凶事の象徴とされる金晴眼を持つ為、下界から天界へと連れて来られた。 天界は殺生事が御法度な為処分を免れ、金蝉童子の元に預けられる。 野山で育った為粗野な部分も目立ち「野猿」と称されるも、 子供らしい純粋な心と真直ぐな言葉に、周囲の大人達は魅せられてゆく。 しかしその小さな身体に秘められた「斉天大聖」の力と残虐性は絶大な物。 |
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【金蝉童子】Konzen Douji ◆観世音菩薩の甥。天界人としての地位は高いが、その仕事は主に 書類に目を通す事ばかりで、退屈に心を病んでいた。 典型的なおぼっちゃまで苦労知らず、内弁慶で態度も大きいが 体力も根気もない。世間知らずなだけに根は純粋。 悟空と出会い、天蓬や捲簾からも影響を受けて、大切な物を守るべく 今迄の自分を打破し、強大な力に立ち向かう決意を抱く。 |
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【捲簾大将】Kenren Taisho ◆天界西方軍大将。酒と花と女を愛でる無頼者。 名うての武将で、元は東方軍の大将だったが、上官の妻を寝取った事で 西方軍に左遷され、天蓬元帥の部下となる。 風来坊で大胆、男気溢れる性格な割に、世話焼きで常識的な面も。 特に子供や部下にとっては良き兄貴的存在。天蓬の夫婦役とされている。 天界の事勿れ主義な方針に疑問を抱いている。 |
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【天蓬元帥】Tenpou Gensui ◆天界西方軍元帥。読書マニアで、いつも本に埋もれている。 また下界の物が大好きで、造型美だと言ってはわけの判らない物を執務室 に収集している。 飄々とした掴み所のない性格で、常にマイペース。自分の事にすら全く 構う気がなく、ヨレヨレの白衣とフケまみれの髪で端正な顔立ちも台無し。 変人として有名だが、戦場に立った時の冷静沈着な洞察力と戦闘能力は 別人のようで、上司である竜王には優秀な軍人として一目置かれている。 |