聖夜の惨劇


ガチャ。

 三蔵「………で、何なんだここは」
 八戒「峰倉さん主催のクリスマスパーティーの会場らしいですよ」
 悟浄「それは判るんだけどよ、何で普通のアパートの一室なワケ?」
 悟空「悟浄早く上がれよ、玄関狭くて一人しか通れねーんだから」
 三蔵「……このブラ下がってるモンは何のまじないだ」
 八戒「うわぁ懐かしいですね、折り紙の輪っかを繋げた飾り物。
    小学校で働いてた時、よく子供達と作りました」
 悟浄「ガキのお誕生日会か、コレは!?」
 悟空「食いモンらしき物は沢山あるよ」
 三蔵「悟空が『食い物』だと認識するのに躊躇するとは大した料理だ」
 八戒「まぁまぁ、ホームメイド感が出てて良いじゃありませんか」
 悟浄「チープって正直に言おうぜ、この場合」
 三蔵「----------先客か?」
久保田「あ、ども。」
 時任「おぅ、先に食ってんぜ」
 八戒「どうも初めまして。……すみません、名刺を切らしてまして」
久保田「いや、TV観て知ってるんで紹介はいらないすよ」
 悟空「やっぱ食べ物だったんだソレ」
 時任「市販のモノなら安心して食えるぜ、この十勝カマンベールとかな」
久保田「席順決まってないみたいなんで、お好きなトコにどーぞ」
 三蔵「……畳……。コタツ……。座布団……。鍋……。」
 悟浄「お前が文句言うな、仏教徒。泣きたいのは俺の方よ?」
 八戒「はいはい三蔵、上座にどうぞ」
 悟空「……うわホントだ、こーやって食うと無茶苦茶うめぇ!」
 時任「だろぉ?やっぱ生ハムとカマンベールはフランスパンにはさむべきだぜ」
 悟浄「っつーか、勝手におっぱじめてていーワケ?」
久保田「ビールでいいすか。ワインとポン酒もあるけど」
 八戒「あ、どうもすみません。悟浄そこのグラス4つ取って下さい」
 三蔵「…………………………紙コップ…………………………。」
 悟浄「グラスだッ!グラスだと思い込め三蔵!!
    でなきゃやってらんねぇっ!!」

バァン!!

 斉藤「メリー・クリスマぁス!!!!」
 一同「………………………………」
 中条「……思いっきり引かれたぞ斉藤」
 美柴「斉藤早く上がれ、玄関狭い」
 八戒「すみません、リアクション出来なくて」
 悟浄「そこで謝る方が残酷だぞ八戒」
 斉藤「いいっス………気にしないで下さい…………(泣)」
 三蔵「また派手なのが三人も増えたな。仮装パーティーかこれは」
 中条「お宅達にだけは言われたくないんだけど」
久保田「流石にテーブル狭いね。サザエさん家より大家族だ」
 時任「久保ちゃん、もーちょいそっち詰めて」
 悟空「悟浄、足邪魔っ!!」
 斉藤「イッテ!!それ俺の足っス〜!!(号泣)」
 悟空「わっ、うそ、ワリィ!!」
 八戒「久保田さん、紙コ……じゃなかった、グラス3つ取って下さい」
 中条「---------------暑苦しいな」
 悟浄「図体のでかい野郎どもが9人も顔突き合わせて、
    クリスマスに何やってンのよ俺ら………」
 時任「さっきから気になってたんだけどさ、これ何の鍋?」
 三蔵「…………………湯豆腐………………」
 悟浄「--------呑もう!!酒でも呑まなきゃやってらんねぇ!!」
 斉藤「うわぁトキさん、食べながら寝ないで下さいっ!あーあー
    こぼしてるしっ」
 悟空「ケムいっ!、部屋ん中が白いっ!!」
 八戒「喫煙者が4人もいますからねぇ」
 時任「換気しようか?」

ガラガラガラガラ。ビュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

 悟浄「だぁあっ、寒ッ!!」
 中条「おいっ!?雪が無茶苦茶吹き込んできてんぞ!?」
久保田「幻想的だね」 
 悟空「うわぁ、三蔵!?三蔵に雪が積もってる!!」
 斉藤「トキさん!?寝たら死んじゃいますよトキさんっ!!」
 三蔵「〜〜〜遊んでねぇで窓を閉めろ、この馬鹿どもッ!!!」

ガラガラガラ、ピシャン。

 悟浄「凍え死ぬかと思った……」
 美柴「……………………………寒い」
 時任「反応おせーよ、この兄ちゃん」

ピンポーン。

 悟浄「おいおい、誰だ今度は」
 八戒「あ、僕が出ます」
 三蔵「インターフォンで出ろよ。開けると寒い」

ガチャコ。

 八戒「はい、どちら様ですか?」
紅孩児「夜分すまん、紅孩児という者だが」
 八戒「すみません、新聞ならもう間に合ってますんで」
紅孩児「おい、ちょっ……!」

ブツッ。

 時任「あれ?誰だったの?」
 斉藤「これ以上増えても入れませんよっ」
 八戒「いいえ、知らない人でした」
 三蔵「そうか、ならいい」

さぁここからが本格的なパーティーの始まりだ!!
しかし書き込み量が限界に達したので、この番組は一部地域を除き
放送終了させて頂きます(笑)。
続きは皆さんでお好きに想像してみてね!!(←ひでえ)

 山崎「…あーあ、なんでクリスマスの夜までお仕事しなきゃなんねーのよ」
 陣内「クリスマスだろーが正月だろーが、人死には出るってこった」
 山崎「で、次の遺体回収場所は?」
 陣内「すぐそこのアパートの一室だ。何でも男9人でクリスマス会
    やってたらしいが」
 山崎「………どうやったらクリスマス会で死ねるんだろうなァ………」

                 完。

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前のHPの日記で公開した、クリスマススペシャルSSです。
どうせパラレルだし、とっ散らかった感を出す為に、シナリオ調に
しました。ト書きもないので、それぞれの入り乱れた動きを想像して
いただけると楽しいのではないかと思います(笑)。

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